OXO

ミリ単位まで計算された OXO(オクソー)のダイコングレーター

OXOダイコングレーター アイキャッチ画像
スポンサーリンク

OXO(オクソー)のダイコングレーターを紹介します。

ダイコングレーターとは、ダイコンをおろすためのキッチングッズです。

ダイコンは、おろすことによって、がんや血栓の予防に効果的です。
ただ、ダイコンをおろすのはけっこう大変です。
いくら健康にいいとはいえ、大変な作業はしたくはありません。

そこでこのダイコングレーターです。
このグレーターは、効率よくすりおろすことができるように設計されているので、楽におろせることができます。

また、スロープ状に広がった裾野の裏面には、ゴム製の素材が施されていて、
手でもしっかり押さえることができるので、安定してすりおろすことができます。

それでは、グレーターの説明に行く前に、まず大根の栄養面からみていきます。

大根の栄養素

ダイコンおろしは、どのくらい食卓に上がりますか。
焼き魚に添えたり、じゃこおろしにしたり、スープや鍋に入れたりもして、活用方法は多いです。

OXOダイコングレーター 玉子焼とダイコンおろし

ただ、おろす作業が大変です。
おろし金を固定してガリガリやるのは、かなりの重労働。

でも、ダイコンは生で食べると健康的で、「大根おろしに医者要らず」という言葉があるくらいです。

消化酵素が豊富

大根には、酵素が多く含まれていて、主にアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼが消化酵素として消化を助けます

アミラーゼは、デンプンやコラーゲンを分解して、市販の胃腸薬や消化剤にも含まれています。
プロテアーゼは、たんぱく質を分解してくれ、リパーゼは、脂肪を分解してくれます。

これらの酵素は、50℃前後の温度で失われてしまうので、効果を期待するには、生で食べなければいけません。

焼き魚や天ぷらにダイコンおろしが添えてあるのは、脂っこいものを食べたときに消化を促すためで、理にかなっています。

辛み成分が、がんに効く

大根に含まれる辛みは、イソチオシアネートによるものです。
このイソチオシアネートには、がん予防や血栓予防に効果があるといわれています。

また、おろすときに生成されて、時間が経つと失われてしまうので、おろしたらすぐに食べることをおすすめします。

ダイコンをおろして食べることの利点

このようにダイコンをおろして食べると、脂肪などを分解して消化を促進し、がんや血栓も予防してくれます。
ただ、ダイコンをおろすのは大変とダイコンおろしが食卓から遠ざかっている方も多いのではないでしょうか。

そこで、おすすめしたいのが、オクソーのダイコングレーターです。

このグレーターなら楽に早くダイコンおろしができます。
気軽にダイコンおろしができると食べる頻度も増し、健康につながります。

それでは、オクソーのダイコングレーターをレビューしていきます。

中山俊治氏とタッグ

オクソーが日本に進出

オクソーはアメリカの会社です。
詳細は、「OXO(オクソー)について」 をご参照ください。

そのオクソーが日本に進出する際に、まず日本の料理に欠かせないキッチンツールの開発に取り組みます。
多くのシェフや主婦が調理している様子を研究して、日本版「GOOD GRIPs」シリーズの開発を進めていきました。

さらに、日本のキッチンに欠かせなく、改良の余地のある製品をリサーチしていきました。
その結果、あがったひとつにダイコンおろし器がありました。

ダイコンおろしは、日本独特の食文化です。
ダイコンをおろすという行為は、
日本人が一番理解しているということで日本人のデザイナーである山中俊治氏とタッグを組みます。

その地域の文化に根ざした製品をつくっていくという姿勢は、すばらしいと思います。
詳細は、オクソーの公式HP 「OXO公式HP OXO製品お誕生秘話」 を参照ください。

中山俊治氏について

ここで、山中俊治氏について簡単に説明します。

1982年東京大学工学部産業機械工学科卒業を卒業すると
エクステリアデザイナーとして日産自動車に入社。
その後、インダストリアルデザイナーとして独立して、現在は、東京大学産業技術研究所の教授です。

かなりのエリートですね。

そんな山中俊治氏のデザインだけあり、2006年のグッドデザイン賞で金賞を受賞しています。
グッドデザイン賞は、毎年1000点あまりが受賞しますが、金賞ともなると十数点になります。

楽に早くおろせる

実際にこのグレーターでダイコンをおろしてみると確かに楽に早くおろせます
楽なのは、受け皿と一体になった土台が滑りにくいからです。

スロープ状に広がった裾野の裏面には、ゴム製の素材が施されていて、
スロープ部分を手でしっかり押さえることができるので、安定してすりおろすことができます
(このゴム製の素材は、オクソー製品ではおなじみのサントプレーンゴムといい、柔らかく弾性があり、グリップ力がよいという特徴があります。)

また、右手でも左手でも押さえることができます。そのあたりは、さすがオクソーだと思います。
それと、早くおろせるのは歯の形状や配置です。詳細は次の項目で説明します。

さらに、山芋やりんごもダイコンと同様、楽に早くおろせますが、
ショウガやニンニクには、向きません

歯を0.1mm単位で調整

このグレーターが早くすりおろせるのは、ブレード(歯の付いたプレート)の歯の配列に関係があります。
刃は、高さが2種類あってランダムに配置されています。

OXOダイコングレーター 刃の形状

昔のおろし金は、職人がひとつずつ叩いて目立てているため、歯がランダムに並んでいました。

しかし、現在の市販品の多くは、歯が一定間隔に並んでいてます。
そのおろし金で、直線方向におろすと、刃があたるところだけおろせるのでダイコン側に筋ができます。
ですので、効率は良くありません。

一方、歯が、ランダムに並ぶことで、ブレードに接している大根の断面全体が均一におろされていくので、効率が良く早くすりおろせます

この歯の配置は、CAD(図面作成ソフト)で何パターンも描き、NC(自動加工機)でプラスチックを加工して試しています。

その際、0.1mm単位で調整して十数種類つくってすべて試してみたそうです。
そのような試行錯誤の結果、開発に2年以上かかっているそうです。

ブレードの素材にも秘密が

ブレードは、ポリアセタールという素材でできています。

この素材は、耐磨耗性や自己潤滑性、剛性や靭性といった機械的特性にも優れ、高い温度安定性を持っています。
金属の代替品として使用されることが多い素材です。

そのため、おろした感覚が、金属のおろし金と遜色ありません。

荒さの調整もお好みで

このグレーターは、前後に平行におろすとかなり早くおろせます。
ただ、荒いダイコンおろしになります。
好みにもよりますが私は、みぞれ煮やみぞれ鍋(雪見鍋)など火を通す料理ではこのくらいでいいと思っています。

ジャコおこしや天ぷらなどに添える際は、もう少し細かいほうがいいです。
そのようなときは、力を入れず円を描くように少しゆっくりおろすと細かくできます

当然、時間はかかりまし、辛くなります。
細かくなるほど繊維が壊れてイソチオシアネート(上記参照)という辛み成分が出てくるからです。
イソチオシアネートは揮発性なので、30分くらいすると辛みは落ち着いてきますが、栄養素は失われます。

それでも、雪のようなふわふわとした大根おろしとまではいきません

汁が捨てれる注ぎ口

このグレーターには、スパウト(注ぎ口)が付いていておろしたあと、余分な汁を捨てることができます
ただ、ゆっくりやらないと端からも出てきてしまうので、気をつけなければいけません。

立てて収納

このグレーターは、おろすときの安定感がある反面、土台部分が広くかさばります。
そのため、しまうときにかさばると思われるでしょうが、実は立てて収納できます

OXOダイコングレーター 立位

横向きにするとその幅わずか4.5cmです。

そのまま保存も

このグレーターは、おろしやすいため、ついついたくさんダイコンおろしをつくってしまいます。

そんなときは、リッド(蓋)をすればそのまま冷蔵庫に入れることができます。
ただ、土台が大きいため、かさばりますので、
冷蔵庫内に余裕がなければ、ほかの容器に移し替えたほうがいいでしょう

まとめ

・ダイコンおろしは、消化促進とがんや血栓予防に効果的です。

・土台が大きく押さえやすい形状と、滑りにくい素材のため、安定しておろすことができます。

・効率よくおろせるように、歯の配置が計算されているため、楽におろすことができます。

・アメリカの会社であるオクソーが日本に進出する際、日本の食文化や調理方法をしっかり研究し、
 日本人デザイナーを起用して日本にあった製品を開発しています。

・おろし方によって荒さを調節できますが、雪のようなふわふわとした仕上がりとまではいきません。

・ブレードは耐久性の高い素材を使用しています。

・汁が捨てれる注ぎ口、立てて収納、蓋をしてそのまま冷蔵庫に保存できるなどの機能も付いています。

 

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
わからないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
それでは、「ミリ単位まで計算された OXO(オクソー)のダイコングレーター」のレビューでした。

 

今回の記事は参考になりましたか?

もし、今回の記事が少しでもあなたのお役に立てたのであれば、
下記のリンクをクリックしてランキングへのご協力をお願いします。

  ↓↓↓

にほんブログ村 料理ブログ 調理器具へ
にほんブログ村

調理器具・グッズ ブログランキングへ

スポンサーリンク

関連記事

  1. OXOについてアイキャッチ画像 OXO(オクソー)について
  2. OXO ポップコンテナ アイキャッチ 片手で簡単ワンタッチ操作 OXO(オクソー)のポップコンテナ
  3. オクソー アングルドメジャーカップ アイキャッチ 画期的、上から見るだけ OXO(オクソー)のアングルドメジャーカ…
  4. OXOウィスク(小) アイキャッチ 気づいたら泡立っている OXO(オクソー)のウィスク(小)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 気づいたら泡立っている OXO(オクソー)のウィスク(小) OXOウィスク(小) アイキャッチ
  2. 刃の先端まで良く切れる ZWILLING(ツヴィリング)のツインセレクト料理バサミ ツヴィリング ツインセレクト料理バサミ アイキャッチ
  3. 無駄をそぎ落とした機能美 柳宗理のボウル・ストレーナー 柳宗理 ボウルとストレーナー アイキャッチ2
  4. 美しさには理由があった、柳宗理のレードル 柳宗理 レードル アイキャッチ
  5. 安心のつかみやすさ、柳宗理のトング
  6. 早く沸いて、持ちやすく、注ぎやすい柳宗理のケトル 柳宗理 ケトル アイキャッチ
  7. 臭いを気にしなくていい、ジョゼフジョゼフのガーリッククラッシャー ジョゼフジョゼフ ガーリッククラッシャー アイキャッチ
  8. 「はかる」について 天秤
  9. タニタのスティック温度計 タニタ スティック温度計 アイキャッチ
  10. 保存について~八つの痛みの原因~ 保存について~八つの痛みの原因~ アイキャッチ
スポンサーリンク

カテゴリー

おすすめ記事

WECK アイキャッチ WECK(ウェック)について

WECK(ウェック)社のガラス容器が、初めてドイツから輸入されたのは、なんと大正時代のことです。…

ールドトンプソン ペパーミル アイキャッチ テーブルを汚さない Olde Thompson(オールドトンプソン)のペパーミル

Olde Thompson(オールドトンプソン)のペパーミルを紹介します。このミルは、大きめで持…

OXOについてアイキャッチ画像 OXO(オクソー)について

OXO(オクソー)は、より多くの人に使いやすい製品(ユニバーサルデザイン)を つくることを企業…

天秤 「はかる」について

日本語で、「はかる」というと、さまざまな意味があります。 漢字表記では、「測る」「計る」「量る」…

レードルアイキャッチ注ぐ レードル(おたま)について

レードルはおたまと、ほぼ同じものをさし、主に柄の先に半球状のものがついたキッチングッズです。また…

PAGE TOP